そこが知りたい最新技術 NGN入門
先週日曜に渋谷で表紙買いした本。
- 作者: 井上 友二,竹田 義行,内藤 郁夫,冲中 秀夫,三澤 康巨,村上 龍郎,渡辺 克也,井上友二
- 出版社/メーカー: インプレスR&D(インプレス)
- 発売日: 2007/01/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 6回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
執筆者がTTC、NTT、KDDI、総務省と大御所でいい感じ。
第1章の「NGN(次世代ネットワーク)とは?」は参考になった。なるほどね。ちょっと理解できてきた気がする。2章以降は退屈気味なのですっとばした。
以下、個人的雑感。
NGNへの移行が始まっても、しばらくは今のインターネットと共存することになるだろう。が、各キャリアがNGNを用意してNNIでNGN同士が結ばれていけば、今のISP事業は意味をなさなくなって潰れるんじゃないかと思う。そこらへんどうなんですかね。ISPに未来はない?
NGNは広域イーサネットである必要はなくて、MPLSでも良いようだ(いくつか選択肢がある)。NTTはNGNを次世代広域イーサネットで提供。KDDIも広域イーサネットか。ソフトバンクはIRISという名称だがMPLS+VLAN?よくわからん。
広域イーサネットで提供ってのはどうなんですかね。ユーザー側からすれば特に問題はないが、キャリア側からすれば広域イーサネットの耐障害性に致命的な欠陥があると思うんですが。だってループ作れないんですよ。それどうやって冗長構成とるんすか?Active-Standbyでしか構築できませんよ。