なぜ株式投資はもうからないのか

本屋でタイトル買いした本。ちなみに、自分は株は一切やってないし、今後もやるつもりはない。

なぜ株式投資はもうからないのか [ソフトバンク新書]

本の内容の一部を抜粋すると、

• 2004年、2005年は特別な年だった
• 金持ちや機関投資家ほど有利、一般投資家は不利
• 「IPO株は儲かる」はまやかし

などなど。

こういう系の本って揚げ足取ってだからダメだと言うパターンが多いが、この本はそういった視点で書かれてる訳ではないのがいい感じ。

ただ、一般投資家をロングテールに見立てたり、一般投資家の活路は「知のオープンソース」はちょっと微妙だ。そんな微妙な点もあるが、概ね良い本。

筆者がいいたいのは「だから株はやめとけ」ではなく「分かった上で賢く株と付き合いましょう」な内容なので株信奉者も必読か。