Gマイナー志向

とくに意味はありません

最近読んだ本

嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)

嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)

嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫)

嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫)

映画化されたのでタイトルは知ってる方もいるんじゃないかと。まだ映画は観たこと無い。
今一番のオススメ。オススメ。オススメ。皆読めよ。

江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫)

江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫)

江戸川乱歩は始めて読んだが、傑作選だからかどれも素晴らしい作品だった。興味深かったのは、どの推理小説も種明かしをしたら話はそこで終わり。心理描写なし余韻なし無駄なし。この方がすっきりして好きだ。

一番良いと思ったのは芋虫という作品。これは黒乙一と同じ香りがするほど残酷。乙一ファンは芋虫だけでも読んだ方がいい。

これに収められている「人間椅子」の映画化版が今映画館で公開中なのだが、原作を読んだ限り映画化には全く向いてないような。これ映画化していいんですか?空想オチですよ?

煙か土か食い物 (講談社文庫)

煙か土か食い物 (講談社文庫)

これは微妙だ。このノリはどうなんだろう。○か×かと言われれば、△だ。
ありふれた現実っぽい話なのに展開が突飛すぎ。スピーディーともいえるが、ちょっとぶっとびすぎだと思う。
自分でもこれが良いのか悪いのかよくわからない。良い部分もあるし、受け入れられない部分もあって、うーん、なんつーか、微妙なんですね。