新幹線だ何だでここ最近話題沸騰のファーストサーバ。そんな周りの状況を無視して4/23から始まった月額945円の格安VPSサービス「プロビジネス5」に個人的に申し込んでみた。
で、今日サーバの情報が届いたので、ざっと触ってみた。
以下の内容は2008/4/25時点での状況報告なだけです。将来にわたって同じである保証はないので参考程度に。
最低契約期間は3ヶ月。イニシャルコストは8,085円から
はい、私はとりあえず3ヶ月で申し込みました。
メモリは192MB、HDDは2GB
海外の格安VPSと比べても遜色ないレベル。
df -k実行結果。
Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on /dev/vzfs 2097152 55212 2041940 3% / none 4110284 4 4110280 1% /dev
free実行結果。
total used free shared buffers cached Mem: 196608 6388 190220 0 0 0 -/+ buffers/cache: 6388 190220 Swap: 0 0 0
GUIの管理画面はParallels Power Panel + Webmin
Parallels Power PanelはVirtuozzoのユーザ向け管理画面。OSの再インストールやrootのパスワード変更、rpmパッケージ管理、サービスの起動設定等はこちら。
Webminはそれ以外の管理用だと思うが、私はWebminを速攻でアンインストールしたので確認してません。
/etc/resolv.confにnameserverの記載がない
/etc/resolv.confには
search localdomain
しか書かれておらず、デフォルトではVPS内でDNSが引けない。ファーストサーバ側でDNSキャッシュサーバを用意しているかは確認中。
VPS内にDNSキャッシュサーバをたてるか、OpenDNSのようなサービスを利用するとか。
yumはインストールされていない
これはちょっとびっくり。
マニュアルによると上記のParallels Power Panelでパッケージ管理をするのが基本のようだ。
Parallels Power Panelでyumのインストールもできるようだが、そこまではまだ試してない。
開放済みのポートは意味不明
開放済みのポートに書かれていないポートでもサービスを立ち上げることができた。
この「開放」の意味はファーストサーバに確認中。
ファーストサーバ側ではパッケージアップデートは実施しません
Virtuozzo周り以外はファーストサーバ側でアップデートを実施しません。まぁ当然ですね。逐次アップデートしましょう。
Webminもアップデートもされません。個人的にはWebminはアンインストール推奨です
DNS逆引き設定作業費用が10,500円/1回
なるほど。こういうところで稼ぐわけですね。
DNS逆引きはきちんと設定されていないと不都合な状況(例えば逆引きが正しくないと受信拒否するメールサーバが存在するなど)があるのでなかなかアレですね。まぁ割り切りも大事でしょう。
(VPSでの)ダウンロードに制限あり?
VPS上でwgetを用いてファイルをダウンロードしようとすると、2.5Mbpsを越えたあたりでダウンロードが停止する現象に遭遇。うーん、なんでだ?
こちらもファーストサーバに確認中。もしかして上記の「開放ポート」なら制限がないのかな?
VPSでのアップロード(VPSからのダウンロード)に制限があるかは不明。